『Groove(グルーヴ)』とは??
2018/07/12
いつもブログご覧いただきありがとうございます!坂本ベース教室講師の坂本拓です。バンド活動などをやっていると『Groove(グルーヴ)』という言葉よく聞きませんか??『このギタリストのグルーヴいいな〜!』『もっとグルーヴ出して演奏してよー』など。でも、グルーヴってなんでしょう??厳密な答えがあるわけではないのですが、グルーヴにつて考えて行きます。
■グルーヴの定義
“グルーヴ(groove)とは音楽用語のひとつ。形容詞はグルーヴィー(groovy)。ある種の高揚感を指す言葉であるが、具体的な定義は決まっていない。語源は(アナログ)レコード盤の音楽を記録した溝を指す言葉で[1]、波、うねりの感じからジャズ、レゲエ、ソウルなどブラックミュージックの音楽・演奏を表現する言葉に転じた言葉である。現在は、素晴らしい演奏を表す言葉の1つとして、ポピュラー音楽全般で用いられる。” (Wikioediaより引用)
なんだかよくわかりませんね笑。
そうなんです。よくわからないんです。
グルーヴについて上手く説明できない人って結構いると思いますし、答えも1つではありません。
僕は『グルーヴってなに??』と質問されたら、まずはこの動画を紹介しています。
■僕の考えるグルーヴの定義
弦が1本だけしかないギターと歌のみ。
それなのに聞いていてワクワクしませんか??
身体が勝手に動き出しませんか??
これがグルーヴです。
もっと細かくリズム的な観点から説明もできるかと思いますが、
僕はこの説明で十分だと思います笑。
その音を聞いて気持ちよかったり、ワクワクしたり、幸せになったり、そこにはグルーヴがあります。
音楽のジャンルは関係ありません。
もう少しだけ追加すると、
・音と音との間隔、距離感
・楽器同士のズレ、位置関係
・一定周期同じ間隔で続くフレーズ
・音量、音質
などもグルーヴ、気持ち良さとは関係します。ここでは省略。
■リズム感とは少し違う
この感覚は実際に感じてもらうのが1番だと思いますが、
リズム感がいいか悪いかは関係ない場合もあります。
この辺りが難しいところでもあり、面白いところです。
リズムはなんだかヨレヨレだけど、不思議と気持ちいい。そんな演奏もたくさんあります。
そういった演奏動画も紹介していきたいと思います♪
★まとめ★
グルーヴとは、理由はわからないけど、聞いていてなんだか気持ちのいい演奏!
これでいいんじゃないですか?いいと思います笑。
もちろんこれが全てではありませんし、違う解釈もあると思います。
僕がレッスンで聞かれた時はまずこのように答え、細かい部分を捕捉していきます。
自分なりの気持ちいい演奏、グルーヴを追求することはベーシストだけに限らず、全楽器共通だと思います。日々研究して、自分らしいグルーヴを見つけましょう!!