「どうやったらベース上手くなりますか?」に対する坂本ベース教室の回答。
2022/01/05
ベース上手くなりたい!
ベースを演奏している方なら誰しもが思うことでしょう。僕も思います。そして、SNS上を見ていてもよく見かけるし、生徒さんでも、演奏やセッションに遊びに来てくれたお客様からもよくされる質問。
どうやったらベース上手くなりますか?
今回のブログではこの質問に対しての坂本ベース教室なりの回答を書きたいと思います。何かしらの参考になれば幸いです。
答えは「ない」。
え、ないの!?
はい。まさかのなしです笑。正確には「全員に共通する答えはない」です。人によるってことです。ただ、これだけだと話しが終わるのでもう少し掘り下げていきます。
上達するためには「練習」が必要です。ベースを弾く必要があります。「上手くなりたい!」と強く思うのは大切ですが、思うだけでは上手くなりません。音楽理論を勉強したり、たくさん色んな音楽を聞いたり、音楽的な感覚を磨くことは可能ですが、ベースから上手にアウトプットする能力は上がりません。
だから練習しましょう!いっぱい!練習したら上手くなります!
…これも求めていた答えとは違うのではないでしょうか??練習が大切なことはもうわかっているはずです。それができないから、何をしたらいいかわからないから悩んでいるんだと思います。更に踏み込んでみます。
「上手い」って何?
ここからは練習の中身について。練習は大切。ある程度時間も掛ける必要があります。じゃあ何の練習をしますか?
- なんか基礎練大事ってみんな言ってるし基礎練?
- スケール練習?
基礎練は大事です。でも、目的なくただの運動になっては効果は薄いです。何のために練習しているのか?どうなりたいから練習しているのか?を意識する必要があります。
そもそも「上手い」って何ですか?
速弾きができること?フレーズの引き出しが多いこと?アドリブに強いこと?リズム感覚が鋭いこと?バッキングが上手いこと?
どれも「上手い」の定義には当てはまると思いますが、あなたが求めているものはどれですか??まずはこれを定めないと効果的な練習方法は決まりません。どうなりたいか?理想的なベーシスト像は?と言い換えてもいいです。まずは目指すべきものを定めましょう。ここからそこに向かうための「練習」がようやく始まります。
あなたはどんな人?
コツコツやることが得意、飽きっぽい、短期間で集中するタイプ、誰かと一緒なら頑張れる。
練習や音楽に対するモチベーション、掛けられる時間、お金、性格。全員違います。あなたはどんなタイプですか?目指すスタイルが定まったら、あとはどんな方法で練習するか考えます。何に楽しさを感じるかも重要です。これも先ほどと同じく人によります。
自分が求めるスタイルを定めた上で、自分に合った方法で練習する。
全員に共通する答えとしてはこれが上達するために行うことです。とにかくいっぱいコピーする、耳コピする、1冊決めた教則本を徹底的に練習する、セッションに参加する、週に1回はバンドでスタジオに入る、などなど。あなたに合う方法やモチベーション維持の方法はきっとあります。
以上のことから、坂本ベース教室に初めて来られる生徒さんからは可能な限り色んな情報をヒアリングします。レッスン内容を明確にしたり、ブレないようにするためです。せっかく時間やお金を掛けるんだから、ムダは少ない方がいいですよね。そのお手伝いができればと思って日々レッスンを行なっています💁♂️
もし上達方法にお悩みの方は、是非ご連絡ください!練習方法のアドバイスのみでも可能です。2022年こそは○○したい!○○になりたい!そう思っているあなた。そう思った時が始めどきですよ😆✨