【ベース練習法】やっぱり重要!耳コピ&音源に合わせる。
2020/06/29
神戸市中央区、三宮駅周辺のスタジオを中心に出張でベースレッスンを行なっています。坂本ベース教室、代表の坂本拓です?ベース上達の1番の近道は「楽しむこと」です。自身の経験も含めて、この考えをモットーにレッスンしています。今回はそれと合わせて、僕が1番大切だと思った練習方を紹介したいと思います?
耳コピの重要性。
耳コピはめちゃくちゃ大切です。プロ、アマ問わず楽器を演奏する人は「ミュージシャン」です。ミュージシャンには耳の良さが必要になります。ここで言う耳の良さは単純に音程の聞き取り、フレーズの聞き取りの早さや正確さを指しません。「音への感覚の鋭さ」という感じでしょうか?
音の長さ、音色、ノリ、演奏された年代、演奏しているプレイヤー、使っている機材などなど。それらを聞き分けるのも「耳の良さ」です。ここのコードワーク、ここのメロディの響きが素敵!と思えるのも耳が良いからです。音楽的な根拠は希薄でも構いません。自分なりに聞き分けて、それを具現化して説明できるようになるくらい音楽を聞くことが、耳を鍛えることになります??
音源と合わせることの重要性。
耳コピでフレーズを聞き取った後は元の音源と合わせましょう。同じようなニュアンスで弾くことが大切です。そのためには何を聞く必要がありますか?もちろんベースの音を聞くことが必要ですが、ドラムは?ギターは?ボーカルは?他の楽器は何をしていますか?ベースは最終的にバンド内の楽器をまとめるという役割があります。そのためには周りが何をやっているか?を意識しなければいけません。ベースは最後。これにも「耳の良さ」が必要です。自分の弾くベースがアンサンブルにどう影響を与えるか?を聞き取る必要があるからです。…ベースってホントに奥深くて大変な楽器だなと思います??
耳コピ、音源と合わせる、という練習はたぶん僕の今までの練習の70%くらいは占めるんじゃないかと思います。それくらい大切です。基礎練も大切です。自分の理想の演奏をするのに足りない部分を補うことができるからです。耳は意識的に鍛えることができます。絶対音感がなくても耳が良い人はたくさんいます。僕もかなり後天的に耳を鍛えた1人です。耳コピの旅は果てしなく、終わりはないですが少しずつでも毎日鍛えていきましょう?✨