【楽器上達】年齢が上がると楽器は上達しない??
2018/10/15
いつもブログご覧いただきありがとうございます?神戸三宮でベースレッスンを行なっています。坂本ベース教室、代表の坂本拓です。今回は「楽器の上達と年齢」に関してです。これについては気になる方も多いのではないでしょうか?ちなみに僕がベースを始めたのは19歳からです。大学入学時に軽音楽部に入ったことがきっかけです。それまでは他の楽器も一切弾けませんでした。
年齢が若いほど成長が早い?
答えから言うと若い人の方が早いです。しかし、それは環境や条件の違いによるものです。これは根本的な違いにはならないんじゃないかと僕は思います。もし、条件が同じならそこまで大きな差にはなりません。
若い人が有利な理由。
・時間的な余裕がある(大学生なら特に)。
・いい意味で無鉄砲、怖いもの知らず、チャレンジ精神旺盛。
・周りに一緒に音楽ができる仲間が多い。そういう場に自分を置くことができる。
特に時間的な余裕があることは大きいです。僕は軽音楽部に所属していたので一緒にバンドを組んだり、わからないことを聞いたり、ライブを見て刺激を受けられる仲間が周りに多かったです。これは今考えると素晴らしいことです。
それに加えてまだ若かったので根拠のない自信もあり、これも大きかったと思います笑。初心者なのにいきなり難しい曲に挑戦したり、背伸びしてライブに出たりしました。
年齢が上がるほど不利になる理由。
・時間的な余裕がなくなる、時間が制限される。
・経験値が高いため、過去の経験から自分にはできないと勝手に決めつけてしまう。
(→新しいことへの挑戦に踏み出しにくくなる。)
・周りに一緒に音楽できる仲間が少なくなってくる。
これらの理由について1つずつ考えていきたいと思います。
1.時間的な制約
年齢が上がるほど、周りの環境や条件が変わり音楽に割ける時間が限られてきます。それによって、若い頃とは同じように音楽へ没頭することが難しくなってきます。練習時間が十分に確保できなかったり、バンドメンバーが集まりにくくなるのでライブやスタジオリハも思うようにできなくなってきます。この差が上達のスピードに大きく影響します。
2.精神的な制約
これはあなた自身が勝手に決めつけてしまっている部分です。
・『楽器を始めるのが遅すぎた。』
・『もうこれ以上上手くなるのは無理だ。』
・『自分は楽器の才能がないからできない。』
などです。昔に比べて諦めるのが早くなっていませんか?もうできないと思い込んでいませんか?これは自身が色々なことを経験していくうちに自分自身の限界を決めてしまっているからです。
・『今までできたことがない。』
・『何度もやろうと試みたけど失敗した。』
・『いつもこうだ。」
・『何かを続けられた試しがない。』
経験が豊富なだけに過去の記憶や経験と結びつけて諦めてしまうのです。これも時間的な問題と同じくらい、個人的には1番大きな原因になっていると思います。
3.環境的な制約
上の2つの理由から年齢が上がるにつれ音楽から離れていく人の人数も多くなります。以前にバンド活動をやっていてもです。
やはり音楽は一緒に楽しめる仲間がいてこそだと思います。新たに挑戦しようと思っても周りに仲間がいないと不安になり、なかなか踏み出せないと思います。仲間がいるから頑張れる、仲間がいるからもっと上手くなりたいと思える、仲間がいるから音楽の素晴らしさを実感できる。仲間がいないと楽器を演奏、練習するためのモチベーションが上げにくくなります。
坂本ベース教室の取り組み
僕がレッスンで心掛けていることはベースを上手くなってもらうのはもちろんなのですが、音楽やベースを通じてよりよい毎日を過ごしてもらうことです?✨
ベースが弾けるようになっても一緒に音楽を楽しむ仲間がいなければ楽しさも半減します。せっかくならみんなで一緒に音を奏でる楽しさをしていただきたいです。まだまだ企画段階のものもありますが、レッスン以外にもイベントやライブを企画します。年に1〜2回の発表会、楽器初心者の初ライブ応援イベント、ワークショップ、楽器演奏者の交流会(交流セッション)などです。
音楽仲間との出会いでもっと音楽やベースのことが好きになると思いますし、練習のモチベーションも上がると思います。このイベントは他の楽器教室の先生と協力して企画します。教室の生徒さん以外も参加可能です。詳細は決まり次第お知らせしたいと思います?♂️?
音楽をもっと身近に、楽器を演奏できる人同士の交流をより活発にできる環境作りを。レッスンももちろんですが、こちらにも今後もっと力を入れて行きたいと考えています?興味のある方、参加してみたいとお考えの方、レッスンに興味のある方はお気軽にお問い合わせください☎️✨