ベースの弾き方、音作り、右手のピッキングでお悩みの方。

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ベースの弾き方、音作り、右手のピッキングでお悩みの方。

2020/01/09


「ベース弾き方」「ベース指弾き「ベースフィンガリング」など、インターネットやYouTubeなどで検索すればすぐに答えがわかる時代になりました。教則本やDVDも充実しています。

 

たしかに「一般的な」弾き方、構え方などはあります。しかし、それが「あなたに合っているか」は別です。今回はちょうど今日のレッスンで話したことなので、そんな内容にしてみたいと思います?‍♂️


「綺麗なフォームで弾くこと」だけ縛られない。

しっかりした低音を出すために、音の粒をしっかり揃えるために、また無駄が少なくなるようにするためにも正しい右手のピッキングフォームを作ることは重要です?しかし、「綺麗なフォームで弾くこと」自体が目的にならないよう気をつけましょう。1番優先すべきなのは「自分の出したい音を出すこと」です!


研究と実験の積み重ね。

人によって「いい音」の定義は異なります。手の形や長さ、大きさも違います。そのため「一般的な」ピッキング方法を教えても、人によって出てくる音は異なります。全く同じ機材、セッティングで弾いてもそうです。じゃあどうすればいいのか?地道ですが、色々な弾き方1つ1つを自分で確認、研究していくことが必要になります。

 

こういう弾き方だとこんな音、この位置で弾くとこんな音、これくらい指を入れるとこんな音、指のここに当てたらこんな音。

 

音色が変わる要素は色々あります。単純に弾き方のみに注目するのではなく、「何故そうなるか?」を理解すればその弾き方になる理由がわかります。「それならこんな弾き方でもいいんじゃないの?こっちの方が弾きやすいよ。」というあなただけの奏法が見つかるかも知れません?✨


「出したい音」をしっかりイメージする。

「いい音」を自分の中でしっかり定義してイメージしないとその音を出すことはできません。憧れのベーシストの音でも、この曲のベースの音、この年代の音でも構いません?何か自分の理想とする音をしっかりイメージしましょう?その後は同じく研究と実験の繰り返しです。

 

音作りも、フォームもフレーズのコピーも基本的な練習方法は同じ。「真似すること」から始まります。弾き方のノウハウを学んだ後は耳で聞いたり、手の感覚、感触から学んだりすることが大切です。


「この弾き方どうですか?」とよく生徒さんから質問されます。僕がアドバイスする時は、単純にその弾き方がどうかというよりも弾きやすさ、疲労感、出てくる音がどうかを生徒さんと一緒に確かめながら進めていきます。

 

「この弾き方はダメ!こうやって弾いてください。」とは言ったことがありません。提案したり、こうやればこんな音が出るということを体感してもらい、最終的には生徒さんに選んでもらっています?‍♂️

 

この過程は地味で大変ではあるのですが、僕は好きだし楽しいと感じています✨この楽しさも上手く伝えていけるようなレッスンにしていきます!




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